こんにちは。

wear works代表の依田トモノリです。

「J ♾ QUALITY FACTORY BRANDS PROJECT 2021 AW 展示会」

経済産業省のJAPANブランド育成支援事業として、日本の素晴らしい縫製技術や生地開発の力を世界に向けて発信していこうというプロジェクト。

まずは日本の百貨店やセレクトショップ、個店さんにご紹介する展示会が3/22~24日に開催されました。

そのアポイント数、なんと45件超え！

名だたる百貨店、セレクトショップ、インポートブランドの代理店、勢いのある個店さんがズラリとアポイントリストに並んでいます。

このプロジェクトのディレクターがトゥモローランド時代の先輩である中城さんです。

中城さんは長年トゥモローランドでトップバイヤーを務めていた方。

2016年に独立し、ファッション、アパレル企業に向けた実行支援型コンサルティング事業をされています。

そんな中城さんからお誘い頂き、この展示会のサポート役として接客を担当することになりました。

私は今まで国内外問わず、自分が本当に良いと思えるアイテムに限りご紹介してきたつもりです。自分のフィルターを通して、「よし！これはお客様に紹介したい！」と思えたら。

日本には、まだまだインポートブランド至上主義な風潮が根強く残っている気がします。なんとなくインポートブランドの方が優れていてカッコイイ。

ただ、高いだけのインポートブランドも数多く存在しますし、値段とクオリティのバランスが悪い商品なんてざらなんですけどね〜。。

今回展示してあるJAPANブランドの洋服のクオリティとコストパフォーマンスはズバ抜けていました！

この商品クオリティならインポートブランドのバイヤー陣にも確実にササルだろうと思いましたし、デザイナーさんのデザインアイデアに繋がるだろうなと思いました。

かく言う私も「これは個人買いしたい！」と思えた品番がいくつもありましたからね。

3/22が初日だったのですが、10時から20時までほぼ休みなしで接客にあたりました。（私は12時からの参加でしたが。）コロナの影響でかなりアポイント数を絞ってあの状況でしたから。大盛況と言えると思います。

密を避け、換気も万全で開催されました。

場所は千駄ヶ谷。

以前住んでいた神宮前二丁目のすぐ近く。

勝手に親近感を覚える素敵なショールームです。

オーナーの人柄も素晴らしく、すごく居心地が良かったです。

イケてる車が停まっていました。聞けばオーナーの車。センスいいですね。

細かく商品一点ずつ語り出すともの凄い行数になりそうなので今回はサラッとにします。笑）

アウトドアブランドによく見られる仕様「圧着無縫製」を老舗スーツメーカーが作るとこんな感じになります。

同じ仕様のコート。

流れるようなドレープ感が素晴らしいですよね。

バイヤー、商品企画の方もびっくりされてました！

表面を「ガス焼き」したシャツ。

綺麗に、そして強度が高く仕上がります。縫製工場のレベルの高さが伝わってきます。

「水起毛」させた珍しいコットン素材のカットソー。

表面が桃のように細かく毛羽立ち、極上の肌触り。ピーチスキン以上の気持ち良さ。

同型で、こちらはメリノウール。

特殊な製法により、抜群の形態安定性を誇ります。

ものすごいキックバックで、長く着続けてもほぼ型崩れしないそうです。

バインバイン伸ばしてもびくともしませんでした。

シルク100%ながら自宅の洗濯機で洗えるニット。シルクが洗えるとは。

モヘアのオリジナルボーダー柄のニット。

裏側はジーロンラムになっていてモヘア特有のチクチク感がほぼありません。これも着心地抜群！

それぞれ語り出したら止まらなくなるのでサラッとした説明でおしまいにしておきます。。まだまだ語りたいですが。笑）

素晴らしい洋服に囲まれた中で仕事できるなんてやはり気分も良くなりますね！

ほぼ立ちっぱなしでしたが、心地良い疲れとなりました。

まあ販売員の時はずっと立ちっぱなしでしたからね。なんだか懐かしい気分になりました。笑）

帰り道の代々木公園。もう真っ暗です。

そんなに遅い時間ではなかったのですが、人っ子ひとりいません。

夜の代々木公園もいいですね。