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wear works

2020.11.03 パーソナルスタイリストを利用するメリット

ユニクロの光と影


こんにちは。
wear works代表の依田トモノリです。
飛ぶ鳥を落とす勢いのユニクロ。
女性のファッション誌では「ユニクロで高見え!」や「ユニクロを使ってここまでお洒落に!」みたいな特集がウケているそうです。ユニクロの話題、みんな好きですよね。
ユニクロを始めとするファストファッションやプチプラブランドを取り入れて、「価格は安いのに、こんなにお洒落に出来ました!」という内容が支持されているんですね〜。
「こんなにお洒落な服なのに、実は安い!」的な流れは昔からウケるわけです。
Aさん「その服いいね!」
Bさん「あら、そう⁈実は500円だったの!」
Aさん「え〜!うそ〜‼︎」
Bさん「ふっふっふ。」
みたいな流れでしょうか。

「高いブランドを着て羨望の眼差しを浴びる」のと
「安い服なのに高そうな服だと他人から褒められた」
これはおそらく同等に嬉しい感覚なんだろうと思います。面白いものです。
ちょっと前まではユニクロを始めとするファストファッションは「安かろう悪かろう」から抜け出せていなかったはず。
それが今ではデザインも質もどんどん向上し、ファストファッション、特にユニクロは「安いのにお洒落で上質」という地位を手に入れつつありますよね。
企業努力の賜物ですよね。
ただ、一つだけ気になっていることがあり銀座の旗艦店に市場調査に行ってきました。









郊外に点在し、決してお洒落な洋服が並ぶお店ではなかったユニクロ。
それが今では銀座の一等地にビル丸ごとの店舗を構える一流企業となりました。単純にすごいことですよね。









そんなユニクロに対して、私が一つだけ気になっていることがあります。
それは各店舗の圧倒的な「在庫量」。ものすごい数です。
通常、ブランドやショップは「ヒット品番」をなるべく多く作り、それを中心に売っていきます。
基本的にヒット品番以外は簡単に売れません。
残念ながら売れ残り、夏と冬のセール時期になんとか在庫を減らしていくわけです。必死に。。
ユニクロだって、店頭の全ての洋服がヒット品番ではありません。当たり前ですが。
写真のバブアーによく似たブルゾンなどはそこそこ売れているようですね。
これがいわゆるヒット品番です。
ただ、ヒット品番もこれだけの数が各店舗陳列されているわけです。奥行きがすごい。
おそらくこのブルゾンはそこそこ売れるでしょう。
しかし、これだけの数を作れば、ヒット品番であろうとそれなりに売れ残るはず。
では、ヒット品番になり得なかった、それ以外の膨大な数の洋服達の行く末はどうなるの⁈
広大なフロアに、所狭しと洋服が詰め込まれています。
たまにユニクロに行くと、そんなことばかり心配してしまいますよ。笑)
相当な数の洋服がロスになるんだろうなと。。この辺がユニクロの光と影なのかもしれません。
今の時代、何でもかんでも、良くも悪くも効率化が叫ばれています。
さらにサステナブルがキーワードになりつつあります。
いつ、だれがこのユニクロの在庫量についてツッコミを入れてくるのか。。今のところ、誰も悪いことは言ってないですね。笑
※もちろんユニクロは現状最大限の効率化に取り組み、成果も上げています。









「めっちゃ余ってるな。。」
カーズにハマっている息子くんのTシャツを物色しながら、そんなことを考えている自分がいました。笑)大量に積まれたTシャツ。色柄によっては190円なんてものも!