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wear works

2020.08.04 セレクトショップ wear works

ガーメントケースはオマケではない!


こんにちは。
wear works代表の依田トモノリです。
そういえば、「そこそこ高いスーツやジャケットを買っても、オマケ程度のガーメントケースしか付いてこないよね。」
そんな話、けっこう前からお客様としていました。
セレクトショップやオーダースーツ屋で10万円以上するスーツを買っても、特に何の変哲もない、言ってしまえば安っぽい化繊素材のガーメントケースに入れられて渡されてしまう。
スーツにこだわりを持ち、高いショップで仕立てたのに、渡されるガーメントケースがチープだとテンションは上がりません。。
私は販売員時代、渡す側でいましたが、高い洋服を安っぽいガーメントケースに入れてお渡しすることに正直抵抗がありましたね。
「もうちょっと、何とかなんないもんかな〜。なんとかしたいなぁ。」と。
ただ、ちゃんとしたガーメントケースを作るとなると色んな人を巻き込んで、色んなことを決めて、色んな工程を経ないと完成しません。





雇われのイチ販売員ではなかなか難しいもの。。





そんなモヤモヤを抱いていたのをハッキリ覚えています。
そして、新たに「ワンランク上のオーダースーツ TRAT」を始めるにあたり、このガーメントケース問題が浮上してきました。
今ではイチ販売員ではなくなり、5年間個人事業主としてやってきた経験も人脈もあります。
その経験と人脈をフル活用して「普段使いしたくなるかっこいいガーメントケース」を作ってしまおうではないか!ということになりました。
元一流商社勤めで、TRATのプロデューサー的役割のY氏の人脈を頼り、国内屈指のバッグメーカーの社長さんを紹介してもらい、世界的ビッグメゾンのトップテーラーT氏と私の4人でガーメントケース製作がスタートしています!
しかし皆さん凄いキャリアの方ばかりが集まりましたね。。私なんか霞んでしまいます。。笑)









ガーメントケースをオマケにすることなく、ちゃんとバッグとして認知して欲しい。
そんな我々の熱い想いに真摯に向き合ってくれるバッグメーカーの社長さん。
大量発注する訳でもないのに、真面目に受け応えしてくれる姿勢に感動すら覚えました。









ガーメントケースに使う素材を沢山の生地ブックの中から吟味しました。しかし色々あるな〜。









使用するメインの素材やファスナーなどの付属品もほぼ決定し、ファーストサンプルの製作に入ってもらいました!
仕上がりがそろそろみたいで楽しみです!