こんにちは。
wear works代表の依田トモノリです。
以前勤めていたセレクトショップのバイヤー時代、1つの取引先からの買い付け額で数百万円を超えることも多々ありました。
お客様一人一人の顔を思い浮かべながら慎重に一点一点吟味して買い付けていくわけですが、一つだけ気になっていたことがあります。「会社のお金で買い付けをしている」
そうなんです、雇われバイヤーって、会社のお金で買い付け業務を「させてもらってる」わけなんですよね。。
もちろん、成績（売れ点）が悪いと、巡り巡って自分の給料に反映されてしまいますが、どこか「身銭を切ってる責任感」はありませんでした。。難しいとこです。
百貨店やセレクトショップの雇われバイヤー、みんながみんなそうではないと思いますが、心のどこかで「自分のお金ではない気楽さ」を感じている言動、場面に遭遇したことがあるのも事実ですし。。
私自身もバイヤー時代、多少売れ残っても自分の借金になるわけではないので、どこかに絶対的な危機感は無かったかもしれません。
対して、個人でお店を切り盛りしている方々にとっては「買い付け＝死活問題」です。
売れ残ってしまうと次のシーズンの買い付け額にも直結し、一気にキャッシュフローが火の車なんてことも。。覚悟に絶対的な差がある気がしました。
そんなことは重々承知している個人事業主の私ですが、イタリアからの買い付けに火がついてしまい、身銭を切って100万円超えの出費に。
なんでそんな思い切った行動に出たのか⁈
ちゃんと理由があります！
カシミアニットでは20~30万円くらいしてしまう、あの「L」や「B」という最高級ブランドの製品を手がけるニット工場を紹介してもらい、実際にサンプルニットを見させてもらったのが数ヶ月前のこと。
「このニットは何としても日本のお客様にお見せしたい！しなければ！」と思ってしまったわけです。笑）「自分が着たいなと思える洋服」
それが買い付けの第一条件です。
イタリア最高峰のニット工場で特別に用意してもらった頂上クラスのカシミア糸で縫い上げる、スペシャルなカシミアニット。
先日、ついにwear worksに届きましたよ！

この中にイタリアからの宝物が詰まっています。笑）

お〜！例のカシミアニットだ！

他にも1860年創業の老舗の傘専業メーカーマリオ・タラリコの折り畳み傘も到着しました！

仕入れたカシミアニットとマフラーですが2日で半分売れてしまいました。
こんなご時世にありがたいことですね。
ブログで詳しくご紹介する前に完売してしまいそうな勢いですが、全品番写真には残してありますので追加生産が可能であればまたイタリアから仕入れたいと思っています。実際にその方向で動いています。

今回は簡単にご紹介します！
目の詰まった特別なカシミアを使用しています。
しかし綺麗なベージュですね。

こちらも同様の素材を使用したマフラー。
ベージュとネイビーをご用意しています。気持ちいい肌触りです。

マリオ・タラリコの折り畳み傘。
もう、「お洒落」の一言ですね。

男性用の折り畳み傘は柄物も少なく、こんな大胆な色柄のものはほぼ見かけません。女性物ではカラフルなタイプもありますけど、やはりファンシー過ぎたり。。
タラリコの傘を所有すれば雨が待ち遠しくなったり、雨でも気分が下がらないこと間違いなしですよ！
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