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wear works

2020.07.07 オーダーメイド

正統派ネイビースーツに酔いしれる


こんにちは。
wear works代表の依田トモノリです。
先日、正統派のオーダースーツが納品しました。









イタリアの高級生地を使用したベーシックなネイビースーツです。
ビジネススーツに奇をてらった色柄は必要ありません。
それこそ「ネイビー、グレー無地の中で勝負!」的なところもありますよね。









いまやスーツ業界は既製品、オーダーメイド共に何でもあり状態。※フルオーダーは別格の話でここで言うオーダーメイドには入りません。
「オーダースーツ2着で48000円!」なんて謳い文句で価格破壊が起こってからは、もう際限も見栄もあったもんじゃないです。なんだかな〜。。
最近では「オーダースーツ13000円!納期は7日!」なんてものもあったと記憶してます。
消費者としては「安い!助かる!」となると思いますが、作る工場側は相当な負担を強いられているはず。たまったもんじゃないはず。。
こういうやり方はファストファッションで今まさに問題になっているように、間違いなく長続きしないと思います。
だって、オーダースーツ¥13000だとして、ショップの利益、作る経費を差し引いたら工場側の利益は明らかに「たかが知れています」。残念ながら。
ビジネスでスーツを着る人自体が減っている中、非常に危険な流れです。
工場が疲弊していずれ色々とパンクしますね。
正直、消費者からすれば「安いに越したことはないし、そんなこと言われても…。」な話。
だからこそ「提供側の問題」なわけです。
私がオーダースーツ、ジャケットの製作をお願いしている工場は各指定箇所、例えばジャケットの肩の付け位置、アームホールの幅、肩の傾斜、袖口幅をミリ単位で仕上げてくれる超優良工場。
「◯◯様のジャケット、肩の付け位置を0.7cm後ろにして、肩の傾斜を右が1.5cm、左を0.8cm下げる。さらにアームホール、袖口幅を云々…。」
オーダースーツのフィッターである私の要望を毎回100%具現化してくれています。
だからこそお客様から仕上がりの評価が高い。「安い名ばかりのオーダースーツ作ってみたけど、やはりそれなりだったんだよね。」
皆さんそう仰るので、実際そうなんだと思います。
私は「安い物にも理由がある。そして高い物にも理由がある」と常々お伝えしています。
せっかくビジネスウェアとしてスーツを選ぶとするならば、より高みを目指した方がご自身の「満足度」も上がるかと思います。
納得のいくスーツを身に纏うと自然と仕事がうまくいったりするもの。









裏地は綺麗なネイビーブルーをオススメしました。









パンツはノープリーツでスッキリと。









ダークネイビーのオーダースーツ、今回も素晴らしい仕上がりとなりました!









wear worksオーダーメイド
スーツ¥69000〜
ジャケット¥45000〜
シャツ¥15000〜
シューズ¥49000〜
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