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wear works

2019.08.03 ブログ

アパレルショップの地味な売り上げアップ方法

こんにちは。

wear works代表の依田トモノリです。


先日、アメリカのバーニーズニューヨークが「破産申請を検討か?」なんてニュースが飛び込んできましたね。

知っている方も多いかと思いますが、日本のバーニーズジャパンとは資本関係がないため、直接的な影響はないと言われていますが、少なからずのイメージダウンはあるでしょう。

創業から100年近い歴史を持つ高級スペシャリティストアの失速は、似たカテゴリーの日本の老舗百貨店の斜陽ぶりもまた再注目させるニュースとなりそうです。


残念ながら一部の百貨店以外の不調は顕著ですからね。

同じアパレル業界の私がそんな暗いニュースばかり取り上げていてもしょうがないので(笑)、店側がやるべきことの一つをご紹介します。


かなり地味なんですが、今の時代こういうことが意外にお客さんの心に響き、来店に繋がったりするんですよね。わたしには響きました。





エルメネジルド ゼニア


ゼニアから届いた郵便物。


何だろうと思い開けてみると小冊子が入ってました。


秋冬シーズンにカシミアニットを購入した時に住所を書いたのかな?あまり覚えていませんが。笑)




直筆の手紙と、おそらく自分たちで撮影したであろう商品写真。


今時、サンキューレターや商品提案の案内はだいたい定型分の電子メール。味気ないですよね。

まあ当たり前っちゃあ当たり前なんですが。。


しかしこの、前時代的な「手書き」って妙に響くんですよ。笑)





スタジオで撮影された写真ではないだろう、このショップスタッフ達のクラフト感が逆に良いのかなと。


少なくとも私は確実に「また行こう。」と思いましたからね。


この「前時代的」な様々な方策に売り上げアップのヒントが隠されているかもしれません。


地味だと思われることこそみんなやってないものですよね。