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wear works

2018.12.08 ブログ

販売員はもういらない⁉︎GU STYLE STUDIO

こんにちは。

wear works代表の依田トモノリです。


先日、近くで仕事していた妻と合流して、話題の「GU STYLE STUDIO」をチェックしてきました。


この日私はGU初入店。笑)


妻から新しいショップ形態だと聞かされて見に行きました。





11/30にオープンの出来たてホヤホヤ。


ショップで試着して、オンラインで購入する流れとなります。




特筆すべきは「自分のアバター」が作れること。

着せ替え人形的に洋服を試せるんですね。


私ももちろんやってみましたが、残念ながらGUで欲しい洋服がないので何を着せても響きませんでした。。


あと、髪型も選べるのですが、ボウズがない!(あっ、今の私は3ミリボウズ。笑)


というわけであまりピンときませんでした。。


まあそれはそれとして。笑)


気になったのはショップスタッフの存在。


オープン間もないこともあってか、けっこうな数いました。


洋服屋のスタッフは「販売員」と呼ばれますよね。


「ショップスタッフ=販売する人」です。


しかし、GU STYLE STUDIOではショップスタッフは「販売」はしません。

購入はオンラインですから。


本来、販売員は自店の洋服や、そのコーディネートをお客様に提案することがメインの仕事のはず。

それに納得、満足したお客様がそれを購入します。

販売員は自分がオススメしたものが売れて満足感を得る。

お客様も良いアイテムを提案してくれたことに感謝する。

私も販売員として心底良いと思う洋服をお客様に提案して、それを満足した表情で買っていかれることに喜びすら感じて仕事していました。


ただ、このGUのスタイルだとショップスタッフが提案したとしても結果的にそのお客様が購入したかはわかりません。

それだとショップスタッフ側は自分の提案が良かったのか、悪かったのかが判断できませんよね。

ショップスタッフのスキルも上がりづらいような気がします。

接客のトライアンドエラーができないわけですから。


もちろん、無駄な人員を削減してコストカットしたいというのが根底にあり開発されたシステムだとも思います。


そもそも接客しないスタイルになるのかもしれませんね。


今後は広い店内でもかなりの少人数で運営できるようになるはずです。


「ショップスタッフ」はもはや「販売する人」でなくて良いということなんでしょう。


もっと言えば、数合わせ程度のスキルの販売員はいらなくなるということ。レジ係すら必要なくなりそうです。。


※今後10年で無くなる職種的な記事でよく「販売員」が挙がりますがあながち間違いでもなさそうです。

ただ、有能な販売員は確実に需要があり、むしろ高給取りになる予測も出ています。


つまり、スキルのある有能な販売員しか生き残れないということですね。


この日は、先程も書きましたがショップスタッフがけっこうな数いて、わりと接客もしていたのでより気になりました。


新たなショップ形態を目の当たりにして「販売員の存在意義」を改めて考えさせられる1日となりました。