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wear works

2018.05.28 ブログ

「オーダースーツが2万円台⁉︎」について考えてみた

こんにちは。

wear works代表の依田トモノリです。

始めに言っておきますが、私「ユニクロ否定派」ではありません。

「ユニクロ、別に悪くないよね。良いアイテムもちゃんとあるし。」

と思っています。

何事かと言うと、ファッション業界で未だ蔓延する「安かろう悪かろう」的な考え方。

たしかにそんな時代もありました。

旧態然の考え方から抜けられない自称ファッション通の人は「値段が安いものは品質が悪い。」という一つの側面からしか判断出来ないようです。

しかし、ユニクロのように「安い。そして高品質。さらにデザインもGOOD」という新機軸も確立されてきました。

というわけで、私は「安いもの、安いこと」=「品質が悪い」とは考えていません。

長くなりましたが、以上を前提とし、今回の話をしたいと思います。



最近よく見る「オーダースーツが2万円台で仕立てられる!」という広告。

オーダースーツと言えば、高価で敷居が高く、最低でも10万円はするような世界でした。(パターンオーダーやイージーオーダー含む)

それが2万円台⁉︎

本当ならすごいことですよね。

広告が動画だったので早速観てみました。

綺麗なサロンも構え、生地も豊富。

いいじゃん、いいじゃんと観続けました。

いよいよ、「さあ!仕上がりです!」の場面!



「お、おう。。」

テンションがガタ落ちしました。

背中、シワシワです。

ある程度の経験がある既製品の販売員で、スーツを接客したことがある人なら全員が「オーダースーツとは?」とツッコミを入れたくなるレベルではないでしょうか?

先述したカジュアルブランドのユニクロのように、安くても満足度の高いカテゴリーも増えてきました。

しかし、「オーダースーツ」の世界ではまだまだ「高いには理由があり、安いにも理由がある。」と言わざるを得ませんね。

もちろん今後、安くても大満足のオーダースーツが出てくるかもしれません。

が!

現状、このレベルのオーダースーツに例え2万円台と言えどムダ金は払いたくないなというのが個人的感想。

セレクトショップのオリジナルスーツをベテランの販売員から購入する方が遥かに満足度が高いと思います。

彼らは経験もセンスもありますから。

私は特にしがらみのない状況、会社に属さないフリーランスの立場だからこその「2着で○万円!」みたいなオーダースーツに対する辛辣な意見かもしれませんけどね。。



手前味噌ながら、wear worksのオーダースーツの仕上がり品。

男の背中は見られています。

最低でもこのクオリティは保ちたいなと思っています。

ワンランク上の「オーダースーツ」をお探しなら、一度wear worksをお試しください。

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