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wear works

2018.03.13 ブログ

シャツ職人の意地を見た。

こんにちは。

wear works代表の依田トモノリです。

「wear worksのオーダーシャツはパターンオーダーではなくフルオーダー。」と常々インフォメーションしてきました。

各パーツを熟練の職人が丁寧に作り、それを組み合わせて一つのシャツに仕立てるのがwear worksのオーダーシャツ。

オーダー事業をスタートして以来、大変好評を頂き通算100枚近く仕立ててきました。

正直、世に溢れている安易な「オーダーシャツ」とは一線を画しています。

仕上がりにも大変満足して頂き、一発納品が続いていましたが、初の作り直しがありました。

今後のwear worksオーダーシャツ部門の成熟のため、作り直し事例もブログに書いておきたいと思います。

状況としては肩から脇にかけての強いシワ。



実はこの状態で2度目の作り直し。

初めての納品時も同じようなシワが出ていました。

特に採寸ミスが無いことは判明していたので、ギリギリまで胸囲、アームホールを広げて作り直してみても上手く仕上がりませんでした。。

これ以上、仕上がり寸法を大きくしてしまうと不恰好なシャツになってしまうので、それも出来ない。

3度目の失敗は許されないので、ここからシャツ職人の方も含め、色々な改善策を模索し制作に入りました。

具体的には肩の補正を特に入れ、最善の手を尽くしました!



果たして、この肩付近のシワが改善できるのか⁈



そして、仕上がったのがこちら!

どうでしょう?

だいぶ綺麗に仕上がったと思います!

これにはお客様にも納得して頂き、無事納品となりました。

いや〜、シャツ職人の意地を見た気分です!

改めてオーダーシャツの難しさを感じた一件でしたし、「どこをどう修正すれば良いのか?」がまた一つクリアになりました!

これからもフィッターとして成長し、より良い洋服を仕立てていけたらなと思います!

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