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wear works

2018.02.06 ブログ

私の販売員人生を変えてくれた先輩

こんにちは。

wear works代表の依田トモノリです。

先日、吉祥寺でのオーダーシャツの出張採寸(正確にはリピートのお客様だったので新作生地をお持ちしての再オーダーでした。一度採寸してしまえば、その後は生地を選ぶだけなのでオーダーもラクチンですね!)

オーダーシャツのご注文を頂いた後は、その日はフリータイム。

せっかく吉祥寺まで来たので、古巣へ向かいました。



トゥモローランド吉祥寺店

店長の戸塚さんは私の一期上の先輩。

恵比寿店で一緒に働いたこともあり、内定バイトの私に色々教えてくれた方。

コーディネートの写真を撮らせてもらおうとしたのですが、その時はちょうど接客中でした。

また次回お願いしま〜す!

さて、もう一人、私の販売員キャリアに最も影響を与えてくれた先輩が吉祥寺店に戻ってきたとのことで挨拶してきました!



トゥモローランド柏店時代にお世話になった佐藤さん。

有楽町店から副店長として柏店に異動になった私。当時、有楽町店は全国で一番売れている店舗。そこで今思えば全然大した実績も残していないくせに、妙に自信家だった私。(恥ずかしい。。)

有楽町店で「こうやるべきだ!」「こうした方が良い!」と私としては「店を良くしたい」一心で新人のくせに意見を言っていました。

有楽町店では、こういう強気な意見が重宝がられ、自分は何でも正しいと勘違いしてしまったのですね。

その姿勢のまま柏店でも仕事をしていた私。

未だに鮮明に記憶していますが、店舗ウィンドウディスプレイを決める、あるミーティングがありました。

事前に意見をまとめてから臨むようにと私はスタッフに伝えていました。

一人一人発表してもらいましたが、私が思う「良い意見」ではない話が続き、「コレがダメ!」「アレはないだろ!」「ソレはあり得ない!」とダメ出しを連発しました。

そんな中、普段は温厚な佐藤さんが「依田くん!それじゃあミーティングにならないよ!」と怒気を含めて意見してくれました。

最初、私は食ってかかりそうになりましたが、いつも冷静な佐藤さんが怒るなんて滅多にないので、これは聞かなくてはと思い直したんです。

「まずは人の話をしっかり聞くこと。」

佐藤さんが仰ったのはシンプルですが、まさにそういうこと。

それが全く出来ていなかった未熟な自分を猛省し、次に活かさなければと素直に思えたミーティングとなりました。

ここで天狗の鼻をへし折られなければ、傲慢な社会人となり、接客もダメダメなスタッフになっていたことでしょう。

今の自分があるのは佐藤さんのおかげだと本当に思っています。

会いに行ったこの日も色々話してくれ、いつも何かを与えてくれる有り難い存在です。



そんな佐藤さんの足元は象革のジャコメッティ!

こりぁカッコイイ!