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wear works

2018.01.05 スタイリング事例

公務員のジャケット選び

こんにちは。

wear works代表の依田トモノリです。

2018年ウィンターSALEもスタートし、洋服好きな方々はそろそろ冬物に飽き始めた頃でしょうか?笑

そこで、今回は以前オーダー頂きました春夏用ジャケットとシャツの納品模様をご紹介します。



トゥモローランド時代からのお客様である石井さん。

wear worksの創業からずっと応援してくれています。ありがとうございます!

肩パッドを取り払い、軽い仕立てのジャケットをオススメしました。

綺麗なブルーチェックですね〜!

私と同い年の石井さん。子煩悩な父親でもあります。こんなかっこいいパパがいたら子供達も自慢でしょうね!



もう一つはベーシックなネイビージャケット。

体格が良いので胸の収まりと、ラペルの返りの綺麗さにこだわってオーダー指示書を作成しました。



wear worksのオーダーシャツはパターンオーダーではなくフルオーダー。

正確な採寸は当たり前で、そこから各お客様に最適なシルエットを作り出すのが私の仕事。

今後、3D採寸など技術が進化しても、「かっこいいシルエット」を導き出すのは採寸したフィッターの『センス』。

例えば、ある超高級フルオーダーシューズの話。

有名アパレルブランドの社長がイタリアでフルオーダーシューズを作ったそうです。

一年待って仕上がり品を見て一言。

「世界一カッコ悪いシューズが出来た。。」

どういうことか?

その社長の足は日本人特有の「ダンビロ甲高=幅広・甲高」。



完璧な採寸で足型通りに仕上げたら「ダンビロ甲高」のシューズが出来上がったという訳です。

スタイリッシュなインポートシューズを想像していた社長は、そのボテっとしたフォルムにガッカリしてしまったそうです。

超猫背な人に、ぴったりのオーダージャケットを作ってしまうと「超猫背型ジャケット」が出来上がり、ジャケットとしてカッコ良くないのと同じことです。

ここに「オーダーメイド」の難しさが潜んでいるのです!

このことについてはまたのブログで詳しく書きたいと思います。

 



話は戻りまして石井さんのオーダーシャツ。

インポートブランドにも負けない、スタイリッシュなシャツに仕上がったと思います!